2006年9月

2006.09.10.


 上の写真が、手をつける前の状態である。無数の小石が表面に出ていて、素人目にもこのまま芝を植えても育たないことは明らかだ。スコップを突き立てようとしても歯が立たない。そこで、耕耘機の力を借りることにした。ホームセンターで意外に安い金額で貸し出しているのを知ったからだ。

 借りてきたのはホンダのFF300Hというもの。これで一気にがーっと地面を掘り起こすつもりだった。しかし、硬く突き固められた地面のため、FF300Hは単一電池ほどの大きさの石も掘り出すことができず、弾かれてしまう。


 結局、二日かかってようやく一通り地面をほぐしたように見えたが、実際には深いところでも5cm程度しか掘れていない。

2006.09.17.
 庭の一部、芝生にしない予定の部分を整備。表面に出ている石を取り除き、舗道側に向かって傾斜をつけた。ここは芝生以外のグラウンドカバーで覆うつもり。どんな草を採用するかは検討中だが、はやり常緑で這い性の草種がいいと思うので、クリーピングタイムかイワダレソウあたりになるのではないか。

 
2006.09.21.
 さて芝生予定地だが、一度に掘り起こしてもふるい掛けに時間が掛かることから、少し掘ってはふるいに掛け、を繰り返すことにした。本来であれば30cmは掘り下げたいところだが、この広さでそんなことをしているといつ終わるかわからないので、目をつぶることにした。10月末には種まきをしたいからだ。

 使用するふるいは、園芸店でよく見かける黒いざる状のトレーの内側に金網を張ったもの。ふるいとしては相当目が粗いが、これくらいでがまんしないと時間ばかり掛かるし、土の量が減りすぎてしまう。



 この方法で土日作業をして、どれくらい進んだかを見て愕然とした。全然進んでいない。この先、どれくらい掛かるんだろう。体中が痛い・・・

 種まきがいつになるかわからないので、先週平らにしたスペースに試しに種を播いてみた。「サカタのタネ」の「エバーグリーンローングラス」という名前の種だ。これはどんな種類の芝なのか、袋には書いてないし、インターネットで調べても正体がわからない。ケンタッキーブルーグラス系とトールフェスク系の混合種らしいが、こんなものを本番で使う気はなく、あくまでテストだ。

2006.09.28.
 掘る、ふるいに掛ける、の作業が続く。ただ、少し掘ってふるいに掛けるのを繰り返す方法は、耕耘機の稼働率が大変低くなることに気づいたので、まずは掘り起こしてそれを山にする。翌週はそれをひたすらふるいに掛ける。というやり方に変えた。

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