2008年7月

2008.07.02.
 前回の芝刈りから5日たち、さらに今週末の天気が怪しいことから、本日帰宅後芝刈りを実施。現在発生している葉枯れが芝刈り機の動線に沿って発生しているように見える部分があって、これが人力型で刈ったとき飛散したかすが感染源になったのではないかとの疑いもあるため、かすの多くを吸い込んでくれる電動型を今回は使用した。

 刈った後を見てみると、先週よりパッチがだいぶ広がっているような気がする。葉を見ると茶褐色の斑点があるため、ヘルミントスポリウム、ドリクスレラ、カーブラリア菌などによる葉枯病と思う。さすがにここまでひどくなると何もしないわけにはいかないので、ダコニール1000の500倍を液肥とともにじょうろで全面散布した。カニガラだの完熟堆肥だのを導入して、微生物の多様化による病害の緩和を目指すつもりだったので、殺菌剤を使わずに・・・と考えていたが、結局使ってしまった。どうせ使うならもっと早く使えばよかった。

 いよいよ病気多発シーズンに入った。やっぱり、少なくとも月一回の予防殺菌はしよう。今年は葉腐れ系の病気はまだ発生していないけれど、このまま無事には済まないだろうな。

 今週ははっきり病気の箇所がわかる。まるでナメクジが通った後みたい。近くで見るとこんな感じ。さび病が混ざってる感じがしなくもないけれど・・・


2008.07.06.
 前回の芝刈りから4日、とりあえず出来るときにやるということで芝刈りのみ実施。今回も電動式で刈り高は最近の標準値35mm。前回殺菌剤を散布しているが、枯れが拡大しているようないないような・・・今日は時間的に殺菌剤散布ができなくはなかったが、夕立が高い確率で予想された(実際降った)ため、やらなかった。

 このまま梅雨明けしそうな状況だけど、いいのか悪いのかなんとも言えない。今年から本格的に始めた家庭菜園にとってはいいのかな。





2008.07.13.
 9日の水曜日に帰宅後、人力芝刈り機で芝刈り。
 週末は土曜日に何も出来なかったので、13日になってから電動式で芝刈りを実施。枯れているところがあちこちに増え始めたような気がするけれど、夕立が来そうだったので殺菌剤・液肥の散布は見合わせた。しかし、実際には夕立は来ず、その後も木曜までほとんど降らなかった。殺菌、施肥には絶好のタイミングだったのに、残念。

 まあ、そんな感じで13日の定点観測写真です。



2008.07.20.
 写真は撮ったものの、諸般の事情で更新作業ができず一週間が経過してしまった。あいまいな記憶をたどりながら書いてみる。
 前週までは週2回ペースの芝刈りだったが、この週は出張やら畑仕事で平日の芝刈りができなかった。先週までの生長振りなら刈りカスの量も相当なものになりそうだが、実際には先週までの一回分とほぼ同じ、つまり成長が半分近くに落ちてしまったということだ。確かに暑い日が続いてはいたが、こんなに急に落ちるとは予想していなかった。
 枯れが広がっているのと、一箇所直径5、6センチの丸いスポットが発生していたので、芝刈り後ロブラール水和財1000倍を約80Lじょうろで散布した。



2008.07.28.
 水曜日に芝草の生長具合を見たら、今週も明らかに生長が遅いので、芝刈りは週1回と決めた。枯れは着実に全体に広がりつつある。暑さによるものと病気によるものの同時進行という感じだ。今週も殺菌剤散布をすることに決定。今回はリドミルMZを使用。買ってからわかったのだが、100g入りのものは水溶性の袋に50g入ったものが2個入っている。だから、自分にとっては使い勝手が悪い。芝生は約75平米だから、全体にまくなら75gほしいのだ。でもしょうがないから50L作って、枯れている部分とその周辺を重点的に狙い撃ちした。
 今年の梅雨は雨が少なかったためか、ピシウム系の病気にはかからなかったのはよかったが、これからの一ヶ月が正念場だ。せめて昨年程度で済んでくれることを祈りたい。