先月までで土木作業も峠を越えたと思っているが、種を播く前にまだやることがある。暗渠を作ったものの、土自体の排水性はよいとは言えないはずなので、最悪は表面排水で逃がすために表面に勾配をつけようと考えている。また、芝生とそうでない場所を明確に分けること、芝刈り時のエッジ処理の容易化のために芝生スペースをピンコロ石で囲むことにした。ピンコロ石は大きさや形がまちまちだが、煉瓦をきっちり並べるのとは違った雰囲気が出るのと、形がまちまちなことによって多少曲がって設置しても目立ちにくいなど、素人にとっての利点もある。
ピンコロの一辺は約9cmなので、感覚を1cm空けるとしてざっと計算すると380個必要となる。業者から直送してもらうには少ないし、してもらってもトラックから降ろす手だてがないから、何回かに分けて自力で運ぶことにした。
ピンコロをうめていく前に、おおざっぱに表面勾配をつける。勾配は1/100目安で、庭の両側から真ん中に向かってつけていく。庭の真ん中には暗渠の背骨部分があるので、最短距離で排水する(させる)ことをもくろんでいる。この作業が簡単なようでなかなかうまくいかない。最終的に、ピンコロをうめた後にもう一度やるつもりなので、適当に切り上げた。
南東(写真左上)の角が一番高い位置になるので、まず南のフェンス際から埋め込み作業を始めた。本来の施工方法は下地をしっかり固め、ピンコロ間もモルタルでうめるのだろうが、素人施工だし、単なる境界であること、荷重もせいぜい芝刈り機のタイヤが乗る程度なので、土を掘って押し込み、ピンコロ間は土を押し込むだけの作業だ。
ピンコロの高さは、一応水平器を使って水糸を張り、それを基準にした。今週は、70個くらいを埋めたところで時間切れとなった。
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