2007年1,2月

2007.01.??.
 2006年の12月までは、それなりに作業の記録をしてきたが、年が明けてからはwebページとして記録に残すことが面倒になってきたため、写真もほとんど撮らなかった。そこで、1月、2月については日付抜きで、やった作業だけをわずかに残る写真を交えて書いていくことにする。

 1月の作業は、とにかく溝掘りであった。
 

 左上の写真は2006年11月20日時点のものである。青い線を引いてあるところがすでに溝を掘ってあるところで、黄色い線はこれから掘る予定の場所を示している。当初の予定では、写真で見た場合の横の溝をもう一本掘るはずだったのだが、大変なので一本間引いたのだ。
 青線のうち横線の部分は、すでに溝に透水パイプを置き、砂利・不織布・砂利・土壌改良材をたくさん含んだ土(そうでないところもある)をかぶせてある。断面概略図を右上に示す。
 透水管は、大日本プラステックのネトロンパイプを使用。太さは、場所によりφ50だったりφ65だったりで統一されていない(^_^; 我が家の庭程度の広さでは、太さはあまり結果に関係ないはずだ。買いに行ったときの気分で選んでいる。不織布は、「透水シート」として売られているもので、厚さ2mmのものを使った。幅が1mあるので、そのまま使うには広すぎる。で、1/3に切った。これを溝の側面に仮置きしておき、砕石をある程度投入してから、透水シートを巻くようにかぶせ(こうする意味は特にない)、その上にまた砕石を投入。
 その上には改良土1として土壌改良材を多量に混ぜたものをかぶせ、その上に床土となる改良土2をかける。改良土1は手で丹念に改良材と土を混ぜて使用。これに対して改良土2は、改良済みのものではなくて改良前にかぶせた上に堆肥をばらまき、耕耘機でかき混ぜ、結果として改良土となるのだ。土壌改良材を何にするかで相当迷い、悩んできたが、結局堆肥だけにした。
 
 溝を掘る時には底に1/100目安の勾配をつけるのだが、その時に水平器を使った。高価なものは機能・精度に優れていることはわかっているが、溝を掘った後は使う予定がないのであまり高いものは買いたくない。結局、オークションで\1000しないものを買った(ただし送料がその2倍かかった)。こんなものでも、無いよりはずいぶんマシだった。
2006.02.??.
 2月初旬は、ジューンベリーの植え付けを行った。元々植えられていたシャラノキが、家の引き渡し時には枯れていたためその代わりとしてもらったのだ。この木を選んだのは嫁さん。最近人気のある木だそうだ。また枯らすことのないように、それなりに気を遣って植えた。元々の土と腐葉土、ピートモスを2:1:1の比で混合。なおかつ杭で囲って高植えにした。さらに、その上に乾燥緩和のためバークチップを置いてある。見よう見まねで八掛け支柱も立てた(写真右参照)。これは2007/2/11のもの。

 ジューンベリーの左下の赤い線は、何かの弾みでカメラ内に光が入ったためだ。手持ちのデジカメでは庭全体を一度に写せないため、ここだけフィルムカメラを使用している。

 そのほか、別のシャラノキや非常に元気のないハナミズキに寒肥を与えたりした。ハナミズキには特徴的な丸い花芽がないので、今年は花を見られないのが残念だが、持ち直して来年は咲いてほしいものだ。

 その後は、ほぼ完成した暗渠の上のでこぼこを直し、床土(改良土2)の製作にとりかかる。溝を掘ったときに横に積み上げた山が至る所にあるので、それを崩しながら全体を平らにしていく。それが終わったら、堆肥を全体に広げる。

 いつも借りてくる耕耘機は、堆肥の塊を粉々にすることができず、意外に土と堆肥が混ざりにくいことが昨年の経験でわかっているので、できるだけまんべんなく、かつ塊はできるだけつぶして広げていく。それが終わったら耕耘機掛け。一通りやるだけでも一時間以上かかるが、一度だけではよく混ざっていないのでもう一度やる。

 さらにもう一度やりたかったが、そろそろ片付けないとジョイフル本田の閉店時間に間に合わない。今、ジョイ本付近のバイパスが工事中なので、渋滞のことも考えなくてはならない。雨も降り始めた。