2007年5月

2007.05.01.
  今日の作業予定は、雑草取りの続きと追い撒きだったが、天気予報が午後から雨だったため、追い撒きは断念した。先月初めの播種時の悪夢が蘇る。その代わり、雑草を抜きながら、一部にできている地面のひび割れ(写真左下)に砂を入れていくことにした。たくさん堆肥を入れたつもりだが、素性がよくない土だからひび割れるのは仕方がない。しかし、見方を変えればこの亀裂は排水溝になるわけで、ある意味好都合だ。
 
 ということで、雑草を抜きながらひび割れの上に砂をまいて軽くすり込んでいったが、途中で砂がなくなってしまったので、雑草取りも中断。嫁の意向により宇都宮へ本を買いに行くことにした。帰りに砂と追い撒き後の目土を買ってきた。今日は天候不順でもう作業ができないので、明日に持ち越しだ。

 

 本日、またピシウム菌とおぼしき蜘蛛の巣を発見(写真右上)。先週のものより面積は小さいが、3カ所ほど見つかった。しかし、今日のところは何もしなかった。

 下の写真は、本日の定点観測写真。


2007.05.02.
 今日は愚息を幼稚園に追い出してから、昨日の続きを始めた。まずは雑草取り。雑草というのはすごい。一昨日取ったときに根が抜けず地上部のみ除去したところから、もう2,3枚の葉が出ている。早く芝に密生してもらわないと、この先が思いやられる。

 ひととおり雑草取りが終わったら、ひび割れに砂を入れる。昨日買ってきた砂はかなり水分を含んでおり、うまくいかない。ひび割れの上に盛るだけになってしまった。そこで作業を中断し、砂の水分を飛ばすためにコンパネの上に濡れた砂を広げた。昼食後にはほぼ乾いたのでそれを使用したが、作業のしやすさは段違いであった。

 それが終わった後、追い撒きに移った。全然種が乗っていないところ、ほとんど生えていないところに乗せるように撒いていく。しかし、折からの風で思うようにいかない。そんなことをしていたら、余裕で余ると思っていた1kg入りの種がなくなってしまった。やむを得ず、追加の種を後で買ってくることにして、種を播いたところに覆い土をした。土は芝の目土として売られているものではなく、育苗用土(肥料なし)にした。見たところ、目土と同じで一袋の量が多く、単価も若干安かったからだ。とりあえず3袋(60L)用意した。
 こいつを種が見えなくなるように撒いていったが、こちらは思ったより使用量が少なく、もう一袋くらいあれば全面に撒けそうだ。
 この程度の量で済むなら、最初の播種後もやればよかったと思ったが、あの時は直後に大雨が降ったので、どちらにしても覆い土をすることはできなかった。

 作業中、風がどんどん強くなってきた。このところの傾向として、雨が降る前に風が強くなることが多い。案の定、西の空が真っ暗になってきた。早く覆い土をしないと、また最初の播種時と同じ事になってしまう。
 しかし、後3畳分くらいを残して用土が底をつき、雨も降り出した。やむを得ず濡れた砂を撒いてみたが、ぼたぼたと落ちるだけで効果がなさそうだったので、諦めて作業を中断した。

 雨はあっという間に水たまりを作る。なぜ種を撒くと大雨になるのだろう。覆い土の流出を心配したが、家の中から見ている限りはそれはないようだ。雨はじきに止んで青空が広がってきた。でも、もう17時を過ぎているので、今日の作業はおしまい。ただ、明日朝から作業ができるように、用土と種を今日のうちに買っておくことにした。

 買ってきた種はKBG 100%の缶入り。原産国はアメリカだが、地元の会社が販売しているものなので、ここの気候に合ったものを選んであるんじゃないかという甘い読みを持っての選択。その読みが当たってくれれば言うことはないが、今はいろいろな商品を試して、我が家の庭に合ったものを探し出そうと思っている。

 昨日出ていたクモの巣(ピシウム菌?)は、今日はなくなっていた。

2007.05.03.
 今日は朝からいい天気だ。昨日の作業の続きをすべく、特製かんじきを履いて芝地に入った。地面を見ると、覆い土の流出は多少あったようだ。しかしそんなことより、大粒の雨によって覆い土が飛ばされて種が浮き、すでに生えている芝の根元に集まってしまっているのが大問題だ。昨日の追い撒き・覆い土作業がほとんど無駄になってしまったということだ。なぜこうも雨にたたられるのかなあ。

 まあ天気を恨んでみても始まらないので、再度追い撒き・覆い土をすることにした。地肌が露出しているところには種を置いて覆い土をする。種が浮いているだけのところは覆い土だけ。だが、最初に撒いた種の殻なのか、昨日撒いた種なのかがよくわからないので、なんでもかんでも覆い土。おかげで、昨日買っておいた用土二袋では足りず、また二袋追加購入する羽目になった。

 何とか予定していた作業は終わった。最後に、せっかくかけた土を飛ばしてしまわないように気をつけながら、全面に散水。今日は夕立もなく、穏やかに一日が終わった。

 写真は、作業終了後のようす。白っぽい部分は芝の葉の裏。かんじきで歩き回ったので、倒れている草が多いのだ。


2007.05.05.
 今日は、すでに買ってある芝刈り機を試しに使ってみることにした。部分的にはもう最初の芝刈りをしなければいけない長さになっているためだ。
 機種は、ナショナルのEY2263。ナショナルの芝刈り機は、従来刈り高が25mmまでだったので対象外だったが、今シーズンのモデルは40mmまでに改良されたので、ホームセンターの店員の話(他社製品との比較)も参考にしてこれに決定した。
 さて、箱から出してセッティング。といっても、刈り高をセットして集草かごを取り付け、電源につなぐだけだ。説明書には刃の間隔は調整済みと書いてあるのでそのまま使う。

 電源を入れて恐る恐る押してみる。思うようにいかず、操作がぎこちない。かごには全然刈りくずがたまらず、車輪が通ったところの芝が倒れているだけ。まだ早かったかな。早々に撤収した。

 その後、刃の間隔を調べてみたら、紙が切れないくらい広いことがわかったので、調整してみた。説明書によれば、刃同士が当たるか当たらないかというところがベストらしいが、真ん中を合わせると両端が開きすぎ、両端を合わせると真ん中が強く刃当たりする。とりあえずその状態で再トライしてみたが、結果はほとんど変わらなかったのでやめた。でも、刃当たりが均一でないのは気になるのでメーカーにメールで問い合わせた。

 午後は、施肥してみることにした。床土には堆肥が大量に入っているが、肥料は一切入れてない。試験的に庭の隅で育てている芝は、ほとんど放任状態だが、それなりに成長している(写真参照)から、甘やかす必要はない。とは言っても、早く芝刈り機が使える程度には生えそろってほしい。
 
 写真左は昨年9月に試験的に撒いてみたサカタのタネのエバーグリーンローングラス。まき方の影響だと思うけど、周囲に葉幅の広くて硬めの草種、内側に葉の細い草種が偏っている。写真右は昨年11月に撒いた雪印の混合種Dタイプ。こちらは比較的均一な芝生になっている。


 今回使った肥料は、タケダ園芸のマイガーデン芝生用。かなり割高だが、比較的長持ちするらしいのと腐植酸が入っているとのことなので、使ってみた。1kgで20平米なので、本当は3kg以上必要だが、けちって2kgにしておいた。

 施肥後、散水したが、これは追い撒きの種に湿り気を与えるための散水。施肥の仕上げとしての散水は、今夜から降ることになっている雨に任せることにした。

2007.05.06.
 夕べは思ったより雨が降らなかったようだ。空は明るく、大雨の気配はない。庭に出て、芝の様子を見てみる。昨日の朝は、またクモの巣が4カ所ほど見つかったけれど午後には消えていた。そして今朝は、見つからなかった。クモの巣が成長するときに雨が降ったために流されたのか、それとも夜露・朝露が流されたのでクモの巣ができなかったのか。よくわからないけれど、単純に湿気が多いとクモの巣ができるというわけではなさそうだ。夜露・朝露が菌を凝縮してクモの巣発生につながるのでは、という推測もできるけれど、素人考えかもしれない。

 お昼近くなって雨が降り出し、お昼過ぎにはまとまった雨になった。


 今日の写真を撮ったカメラは、今までと違う。そのため、かなり雰囲気の違う画像になってしまった。

2007.05.07.
 出勤前に芝生の様子をチェックしてみたが、クモの巣は見つからなかった。今朝は曇りで、地面は十分濡れているが朝露はほとんどなかった。明日からしばらく晴れが続く予報だが、もし明日の朝クモの巣が発生していたら、単なる湿気ではなく朝露が大きな原因の一つである可能性が高まると言えるのではないか?
 それ以前に、このクモの巣は本当にピシウム菌なのかな?

 昨日の雨は大雨というほどではなかったが、やはり覆い土をはじき飛ばすくらいの力はあったようで、地面が露出している部分がある。再三追い撒きをしているところだ。もうやだ・・・ 対応は、1.釘みたいなもので禿地を引っ掻いてその中に種を埋め込むか、2.放置してKBGの成長に頼るか、3.補修用の苗を育ててそれを移植するかのいずれかになるが、できることなら1.を採用したい。水曜日に早く帰ってきてやることにしよう。
 
2007.05.09.
 今日は朝7時に出勤して4時に会社を出た。ちょっと寄り道して帰宅し、はさみで芝刈りをやった。ちょきちょきと刈る作業自体はそれほど苦にならないが、踏みつけている部分の芝がべったり倒れてしまうのが気になる。それでもぼうぼうに伸ばしてしまうよりはよいだろう。刈りくずは病気の元なので早く除去しなければならないが、今日はできなかったので週末にやろう。
 芝刈り機は、やはり正常ではないようだ。メーカーが現物を見たいと言ってきたので、送り返すことにした。戻ってくるのに10日くらいかかるらしいので、もう一度くらいは「テデカール」が必要になるだろう。

 今朝、出勤前に見たときにはクモの巣が6カ所ほど確認できた。しかし、帰宅後は見つからない。あれはほんとにピシウム菌なのだろうか。webのピシウム病症例写真などは、クモの巣というよりは綿に近いよう(立体)に見えるが、うちのは平面的だし、発生したところがダメージを受けているようにも見えない。
 「ピシウム菌」で検索し、色々見ていたら、うちとほぼ同じクモの巣で、ほとんど被害が感じられないと書いているサイトがあった。そこの管理人も、ホントにピシウム菌なのか、判断がついていないようだった。

 明日の午後は雷雨になるらしい。追い撒きのKBGはまた流されてしまうのだろうか・・・

2007.05.11.
 昨晩の雨は、雷がすごかったが雨量はそれほどではなかったようで、一安心。このごろ暖かいせいか、一日でだいぶ裸地が減ってきているような気がする。写真左の手前の裸地は、覆い土が飛ばされてしまっていて、芽も出ていないことから、さらなる追い撒きか移植が必要な場所だが、写真右の手前は覆い土が残っているので、いずれKBGが生えてくると思われる。

 クモの巣は毎朝確認できるが、位置が違う。共通して言えることは、芝についているのではなくて直径で2,3センチくらいの芝がない空間を覆うように張っていること。このまま放置していいのかな。


 昨日、オークションで落札した自動運転水中ポンプが届いた。明日はこのポンプを設置しよう。

2007.05.12.
 今日は先日ヤフオクで落札した自動水中ポンプを設置した。今まで使っていた自動でないポンプの半額である。もう少ししっかり探せば、最初から自動ものが安く買えたのに。リサーチが足りなかったと反省。
 安いので起動と停止の水位が調節できない仕様だから、ひもなどを使ってフロートの動きを調節する。長時間継続使用した場合にどうなるか、ちょっと不安があるので、しばらくは雨のたびに集水枡の蓋を開けたり締めたりすることになるだろう。また、メーカーが不明で説明書や保証書などはついていないが、多分大丈夫だろう。

 それが終わって芝刈りに移った。最初ははさみでやるつもりだったが、5/9のことを思い出したので、刃のおかしい芝刈り機を使うことにした。最初、刈り高を4cmにして刈り始めたが、あまり刈れないので3.25cmにして再スタート。スイッチを入れるとシャラシャラ音がするが、無視して続行。芝がまばらなところはあまり刈れないが、密生しているところはモーターの回転が下がるくらいの負荷がかかり、刻みネギのような刈りカスがかごにたまる。特に問題なく一通り刈り終わった。
 芝刈り機はこの後メーカーに送らなければいけないので、刈りカスだけでも落としておこうと刃周辺を見たら、青汁の濃い奴を掛けたみたいになっている。かなり頑固にこびりついているので、掃除はけっこう時間がかかった。芝刈り自体は全然苦にならなかったが、後片付けは面倒だな。
 下の写真は芝刈りをした後の写真。いつもと違って午後の光線なので感じが違う。短く刈ったので裸地がちょっと目立つかな。




2007.05.13.
 今日は雑草取りをしたあと、試験的に芝地外に生えている芝を裸地に移植してみた。うまくいったら本格的にやるつもりである。そのために育苗ポットで移植用の苗を育成中。こちらも芽が出て、日に日に成長している。芝地外に種がこぼれて発芽している苗がたくさんあるが、度々踏まれてよれよれになっているのと、意外に根がふかいところまで伸びているため、移植しにくくまた根の多くを切ってしまうことになるのを嫌って、できれば使いたくない。

 昨年末くらいに嫁がEM教に入信した。生ゴミを堆肥に、なんてやっているうちはこちらにあまり影響がなかったが、最近何やら得体の知れない液体をたくさん作るようになった(註:その世界では、「EM米とぎ汁発酵液」および「すとちゅう」と呼ばれているものらしい)。そして、これを撒けば病気にならないとか、元気が出るとか言って、芝に撒くように迫る。無視するわけにはいかないので、仕方なく液肥の代わりに撒き始めた。まだ2回しか撒いてないが、とりあえず芝を枯らすことはないようだ。


 写真は翌日朝のもの。移植したのは左の写真の手前、ちょうど街路樹の影になっているところなので、状況がよくわからない。写真右にも目立つ裸地があるが、近くに寄ってみるとKBGと思われる芽が何本も出ているので、その成長を待っているところだ。

2007.05.18.
 昨日は大雨だった。排水ポンプがちゃんと稼働しているかどうか心配だったが、集水枡の蓋を開けて見てみると水位は想定の範囲内だったので一安心。
 次に芝をチェック。いつものように「クモの巣」が。しかし今日は、間違いなくクモの巣と断定できるものがあった。形こそ違えど、糸の太さや全体の大きさなどはよく似ているし、何より被害がまったく出ていないことから、今までピシウム菌と疑っていたものは本物のクモの巣だと考えることにした。夕方には消えているのは、朝露が乾いて糸が見えにくくなっているため消えたように見えるのだろう。

 
いつもの「クモの巣」。そしてその横にはまごう事なき「クモの巣」
 
これらは全部本物のクモの巣と考えることにした

 最後の写真は一カ所だけ見つかった、ゴルフボールより大きい球状のものがめり込んだような跡。動物の仕業とも思えない。近所の子供が悪さしたのか? 完全に元に戻すのは無理っぽいな。

 今日の写真はブレボケが目立つので、拡大写真はなし。

2007.05.20.
 先週修理に出した芝刈り機が土曜日に戻ってくることを期待していたが、やっばりダメだったので、覚悟を決めてはさみで芝刈りを始めた。刈る作業自体は楽しいのだが、しゃがむ姿勢を続けると膝が痛くなってくる。手首も痛い。左手首はこれまでの作業の疲労が蓄積したせいか、腱鞘炎のような症状を呈しているので、右手を中心に使ったが、このままでは右も腱鞘炎になりそうだ。

 とにかく、3時間以上掛けて一通り刈り終えた。刈りカスは放置するわけにもいかなかったので金属製の熊手でカリカリ集めようとしたが、生きた芝を引っこ抜いてしまうので、表面に浮いているカスだけをすくうようにして集めた。

 芝刈り後は、EM教に敬意を表して活性液の500倍を全体に70L散布。

 作業は大変だったが、おかげで芝生全面をじっくりチェックすることができた。気になるのは2点。ひとつは、芝の色が薄いエリアがいくつか見られること。色が薄いエリアは芝の密度が低いところと密生しているところがある。後者は下に暗渠があるところに重なっているようだ。暗渠の上には堆肥の割合が50%以上の土がかけてあるが、すでに根がそこに達してしまい、悪影響が出ているのか? だが生育はすこぶる順調だ。むしろ徒長と言えるかも。

 もうひとつは、依然として裸地がはっきり残っていること。先週チェックした時には芽がちょぼちょぼ出ていたので、その芽が成長して地面が見えなくなるだろうと思っていたが、先週とほとんど変わりがない。2週間前に補修用として播いたKBGよりも成長が悪いのだ。ここは、補修用の苗がもう少し大きくなったらそれを植えるつもりだが、土壌に問題があって生育が悪いとしたら、後が心配だ。しかし、どうやって確かめたらいいかわからない。
 とりあえず、補修用の苗をもう一枚作ることにした。最初に作ったやつは種が少なかったようなので、今度はたくさん播いた。

 
写真左は裸地に見える部分。よく見ると小さい芽が出ているが、ほとんど成長していない。それに対してポットに播いた種は順調に生長している(写真右)。補修用としてはちょっと密度が足りなかったかも。

 
 昨年秋にテスト播きした雪印の芝に、赤さび病が発生(写真左)。サプロール乳剤1000倍を散布してみた(展着剤を入れるのを忘れた)。
 同じくテスト播きしたサカタのエバーグリーンローングラスは、ほとんど手入れをしてないこともあり外周部には青い竹串のようになっている株もある。思いっきり軸刈りした跡から、立派な穂が出ていた(写真右)。



 というわけで、締めに定点観測写真。この写真だと光の加減で裸地がないように見えるけど、実際には上述のようにまだまだ。

2007.05.27.
 26日にやっと芝刈り機が戻ってきた。メーカーとのメールのやりとりで、刃には異常がないことは知らされていた。担当の方は真摯に対応してくださったけれど、やはり切れ味には不満が残る。芝刈り機なんだから、いくら説明書通りはがきが切れたって芝草が切れなければ意味がない。
 ということで、うるさいのが難点だけど、刃渡り全体で芝が切れるように刃の間隔を狭くした。刃同士が当たっているわけだから、正確には狭くではなくてマイナスにしているんだけど、なんとか切れるようになった。
 丸一週間ぶりの芝刈りだが、刈りカスは一輪車八分目ほどたまった。このまま捨てると\50では済まない(我が町では可燃物処理が有料である。小さめの指定ゴミ袋が\50/枚なのだ)。できるだけ乾燥させてかさを減らすため、土嚢袋に入れておくことにした(二日後には腐り始めて虫がいっぱい寄ってきたのですぐ捨てた(^_^;)。

 いろいろな雑草が生えているけれど、一番目につくのがオヒシバだ。刈った翌日には数センチ伸びてくるし、色が芝より薄いので目立つ。逆に見つけやすいとも言える。茎が頑丈なので、道具を使えば抜きやすい方だ。ナズナも抜きやすい。困るのはスギナだ。芝地内は掘り起こすことができないから、地下茎の勢力拡大を指をくわえてみているしかない。

 芝刈りの後、ちょっとした異常に気づいた。表面上は緑だが、根元付近の色が変わっている部分がいくつか見つかったのだ。枯れたというよりは腐った感じで、ねずみ色に変色している。他のサイトで見かけるピシウム菌の特徴的な菌糸が見あたらないので、ピシウム病以外の病気ではないかと思ったが、これだという確証がない。一番症状が似ているブラウンパッチのスモーキーリングであろうと推測してオーソサイド水和剤500倍を撒いた。風が強かったので、噴霧器ではなく、ジョウロを使った。

 下の方の葉が変色しているが、上の方は元気に見えたので快方に向かっていると思ったが、実は悪化の方向に向かっていたのだった・・・

 翌28日朝の定点観測写真。