2007年11月

2007.11.04.
 生長があまりないことから、今週は芝刈りをパス。ただし、一部生長の盛んなところだけはさみでカット。その後全面に芝用肥料を散布した。

 一カ所、葉腐れを見つけた。不定形で菌糸が認められたのでピシウム病と判断、とりあえずタチガレエース500倍を250cc、病変部とその周囲にスプレー。

 近くで真上から見ると枯れ葉が見えるところはたくさんあるが、ちょっと前に比べると目立たなくなっている。多少は回復しているようだ。二階のベランダから見下ろしても、ほとんどわからない。
 周囲の庭の高麗芝が枯れ始めて、我が家の芝生との違いがはっきりわかるようになってきた。



2007.11.06.
 11/4に病気になっていた部分を今朝確認したら、同じように菌糸が発生していた。薬が効かなかったということか?ピシウムじゃなかった?でも他に思いつかない。とりあえず、時間がない中プレビクールN液剤を500倍にしたものを250cc噴霧した。前回はこの薬が効いたように思っているので、これで収まるだろう。収まってほしい。

すみません、写真撮りませんでした
2007.11.07.
 昨日の効果が出ているか、出勤前に確認してみた。そうしたら、昨日と全然変わってなかった・・・今夜は帰りが遅いし、明日から金曜まで戻ってこないから、3日間放置状態になる。どれくらい広がるのかなあ。

 などと考えながらも、どうしようもないのでそのまま出勤。

すみません、まさかまた菌糸が出てるとは思わなかったのでカメラを持って出ませんでした

2007.11.11.
 今週は土日ともに雨のため、全然作業できず。火曜日に有休が取れれば作業しよう。
 病気になったところは、薬が後から効いてきたのか、菌が雨で流されてしまったのか、もう土曜の朝も日曜も菌糸は出ていなかった。病変面積も7日とほとんど変わっていない。なんとかしのいだみたいだけど、夏だったらひどいことになっていたんだろうと思う。

すみません、写真は撮ったけどブレがひどいので撮り直します

2007.11.13.
 思惑通り今日は有休を取得。まず歯医者に行って、ダイソーやK'sデンキ、ジョイフル本田で買い物をして、午後2時過ぎから作業開始。まずは芝刈り。いつもの通り40mmで刈ったが、2週間たっているのにカスは前回より少ない。肥料も撒いたのに、いよいよ休眠期か?
 
 芝刈りをしているときに、今まで気づかなかった病変部を発見。再々補修をした場所だ。スポット状に8カ所くらいやられている。病気の初期ではなく、もう末期のようだ。発生時期は、先週見つけた病気とほぼ同じくらいと思われる。密生している箇所だったので発見が遅れたようだ。それにしても、ここまで同じ場所で病気を繰り返すということは、土壌が悪いとしか思えない。

 
写真左は先週の病気跡のようす。地際にはねずみ色に溶けた芝が横たわっているが、生き残っている草もある。右は今日発見した病気跡。一通り進行して、終息しているようだ。こんなのが8カ所あった。

 写真右の細い草は、地元の種苗会社のKBG。地元だからここの気候に合っているのでは、という期待から購入したが、ごらんの通り細くて色も黄緑でいつまでたっても頼りない。期待外れだった。なんだかんだで今まで試した中では雪印が一番まとものようだ。

 その後、以前購入したカニガラをふるいにかけて、落ちた細かい方を芝生全面に散布。ふるいに残った大きい破片は庭木の根元にばらまいた。それから完熟堆肥を芝生全面にまいて、竹箒ですり込んで本日の作業は終了。多少のムラはあるし病気も所々あるけれど、全体としてはこんなもんかな。




2007.11.19.
 カニガラは先週まいたし、もう生長もほとんどしていないので芝管理作業はせず。二階のベランダの再塗装をやっていた。

 先週8カ所くらいだったはげ地は、11カ所くらいに増えているが、先週まいたカニガラと完熟堆肥が固まってしまった部分がそう見えるようにも見える(変な日本語)。カニガラ、完熟堆肥からカビみたいなものが出ている。そこの芝自体は病気になっていないので、病原性のカビではないようだが、くすりでもないみたい。

 11/19の宇都宮は初霜が降りて、芝生もうっすらと白くなった。これからどんどん寒くなっていくわけだが、芝生はどうなるんだろう。昨年テスト蒔きしたもの(もうはがしちゃったけど)は、真冬でもやや鮮やかさがなくなった程度だった。その程度ですんでくれないと、西洋芝にした意味がないわけだが。
 
 先月初め、再々補修のために買ってきたタキイのKBGを、目を離した隙に愚息がばらまいてしまった。回収も不可能だったので放置していたのだが、それらが知らないうちに発芽していた。水気はあるが日光も当たらない物置の北側で、こけと一緒にけなげに生きるKBGである。このまま育ててみよう。

 


写真左上はカニガラと堆肥とカビと霜が織りなすカオス。右上は一面の霜で白くなった芝生。きれいといえばきれい。左下は、愚息によってばらまかれた種が発芽しているようす。細くて色が薄いところは地元種苗会社のKBGとそっくりだ。


2007.11.25.
 先週の初霜から、毎日のように霜が降りているようだが、芝生には変化なし。ただ、生長はさらに鈍化している。
 今週は、思うところあって刈り高を30mmにしてみた。たいした思いがあった訳じゃなくて、30mmにしたらどうなるのかなと単純に思っただけ。

 結果は、40mmの時よりはしっかり刈れたが、刈り残しがあるのは同じだった。これからも40mmでいいか・・・

再々補修跡の枯れは、心なしか大きくなっているような気がするが、数は変化なし。来春、追い蒔きだけにするか、土ごと入れ替えるか、決めなくては。